お世話になっております。院長の島田です。
2024年、皆さまにとってはどのような一年だったでしょうか?
中3の長女、小6の長男、小3の次男をもつ私にとっては『進路』について考えさせられる一年となりました。ただ単に、「子供かわいー!」「子育て意外と楽しー!」と、よしよしとだけしていればよかったステージは終わり、子供の将来、子供の人生について真剣に、よりリアルに向き合わなければならないステージに入ったことを強く実感いたしました。
心配しすぎてしまう性格ゆえに、あらゆる可能性を想定し、口出ししてしまいたくなる気持ちをグッとこらえ、自分の人生に責任をとることは親ではなく本人しかできないのだから、と自分に言い聞かせ、それでも口出ししてしまいそうになるのをもう一度グッとこらえ、子供が自分で下した決断を信じようと、また自分に言い聞かせ、でもやっぱりちょっとは口出ししたほうがいいんじゃないかという雑念を振り払い、いや、最後まで子どもの可能性に賭けてみようと考え直し、多少は口出ししても善意で言ってるのだから神様も怒らないんじゃないか、と心の中で葛藤しながら年末を迎えております。
そして、子供の人生に向き合うほど、この子たちが大人になったとき、日本はどのような国になっているのかと心配になり、興味がわいてくるのが、そう、『政治』ですよね。
今年は日本の政治にとっては大きな革命が起きた一年ではなかったでしょうか。
東京都知事選。石丸さんの大躍進は衝撃的でした。安芸高田市の市長時代から、youtubeの切り抜き動画を中心に拝見しながら、すごい人が現れたな、リアル半沢直樹だな、とひそかに注目していましたが、この一年でまさか日本中が注目する方になるとは…。投票がおわり、開票結果が出るまでは、石丸さんのことはほとんどテレビで扱われず、それでも小池さんに迫る2位という結果になったのは、youtubeやXを中心としたSNSの力が大きいと言われています。そして開票結果が出た後の、石丸さんの塩対応も大変話題となりましたね。始皇帝、織田信長、坂本竜馬…などなど、人類の歴史を動かすのは、かつての常識を疑い、それにとらわれない人なのかもしれません。
そして兵庫県知事選挙の衝撃。
他県のことなので、私の生活には直接は関係ないなと思いながら、youtube上で大騒動になっていたこともあり、ひそかに注目しておりました。結果が出たあとも、色々な疑惑が浮上し、まだ全てが解決したわけではなさそうですが…。私にとっては、何が真実かどうかは正直あまり興味がなく、『大きな組織VS個人』の構図で、たった一人から闘いを始めることを決意し実行に移した斎藤知事はかっこいいなー、リアル半沢直樹だな、と感動を覚えたこと、やはりこの選挙においてもSNSが結果に大きく影響したこと、そして何より、一人一人が各々のやり方で情報をとりにいき、何を信じるか取捨選択し、一票を投じた選挙となったこと、それが重要でした。
自分が選挙権をもつようになってから、「組織票」を基盤とした、なかば出来レースのような選挙を見るたびに、『選挙』そのものに辟易としていました。これが本当に民主主義における選挙と言えるのか、民意を反映したものと言えるのか、と。
そういった意味では、この2つの選挙は、従来までの選挙とは一線を画し、未来の政治につながる選挙になったと言えると思います。
そして来年こそは、歯科治療に関するテーマのブログを書くぞ!!と決意し今年のブログは終わろうと思います。
今年お世話になったすべての皆様、本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。